スニーカーの定番であるオールスター。
持っている方も多いのでは?
そのオールスターの中でも、スニーカー好きや服好きの間で絶大な人気を誇るのがチャックテイラー。
通称CT70と呼ばれるモデルです。
私はスニーカーが大好きで、1年のうち300日以上スニーカーで生活しているんですが、その大部分をCT70が占めています。
初めて購入したのは、かれこれもう7、8年ほど前。
そこから履き潰しては買い替えを繰り返しながらずっと愛用し続け、今持っているCT70は全部で6足。
今回は
- 新しいスニーカーが欲しい
- 普通のコンバース(オールスター)なら持っている
- さりげなくおしゃれなこだわりを見せたい
という方へ向けて、CT70の魅力をご紹介していきたいと思います!
CT70とは?
そもそもCT70ってなに?
はじめに、CT70とは何なのかをご紹介していきます。
CT70はコンバースを象徴する名作スニーカー「チャックテイラー」の復刻モデルで、
CTは「Chuck Taylor」、70は「1970年」を指しています。
1970年代のチャックテイラーの復刻モデル
オールスターとは別のモデルとも思われがちですが、チャックテイラーは1930〜1970年代に作られていたオールスターです。
もともとオールスターはバスケットボールの専用シューズとして開発されました。
当時のスタープレイヤーだったチャールズ・H・テイラー氏が愛用し、その後改良にも貢献したことで彼の名前のチャックテイラーがアンクルパッチに記されるようになったとのこと。
CT70は1970年代に発売されていたチャックテイラーを再現したヴィンテージモデルで、シルエットや履き心地など当時のディテールを忠実に再現していることから現行品よりも高く評価されています。
どんなコーディネートにも馴染む
CT70は幅広い層から支持を集めており、古着からストリート系、そしてキレイめまでさまざまな系統の服において合わせやすいというのが人気の理由のひとつ。
シンプルなデザインのため、パンツでもスカートでもいろんなコーディネートに馴染むので持っておいて損のないアイテムです。
とりあえず履いてもしっくりくるのでついつい選んでしまいます
私は5色持っているので、服に合わせたカラーで日々楽しんでいます♪
CT70の魅力は7つ!
CT70とは何かがわかったところで、具体的にどういう特徴があるのかCT70の魅力をお伝えしていきます。
そのへんで売ってるコンバースとどこが違うの?
①スタイリッシュなシルエット
現行のオールスターと比べると、CT70はシルエットが少しシャープに作られており、つま先のゴム部分も小さく、外周ラインがくっきりしているのも特徴です。
靴が細長く見えるシルエットが完全に再現されていて、現行のオールスターよりもスタイリッシュな印象。
シャープな分、幅が狭いと感じる方もいるかもしれないので、サイズ選びは慎重に。
またつま先が若干反っていて、歩きやすいようになっています。
②抜群の履き心地
チャックテイラーはもともとバスケットシューズだったことから、CT70もその名残があり、クッション性に優れた柔らかいインソールが採用されています。
また現行品と比べると5mmほどソールが厚く、これによりクッション性がさらに向上し、抜群の履き心地に。
初めて履いたときの感動は今も忘れない…!
以前オールスターを履いていたときには、長時間歩くと足が痛くなったり、足裏に疲れを感じていたんですが、CT70だとそれがなくなり長時間履いていても疲れ知らずになりました。
③光沢感のあるアウトソール
CT70はつま先・アウトソールの素材にも特徴があり、現行品の真っ白なラバーではなく、黄色味がかかったオフホワイトでヴィンテージ感を醸し出してくれます。
さらに光沢感がある素材を使っており、汚れが付着しづらいというところもポイントです。
④三ツ星のヒールラベル
ヒールラベルはCT70と現行品の一番わかりやすい違いがあります。
現行品だと「ALL★STAR」という大きな文字が入っていますが、CT70は通称『三ツ星』と呼ばれる、中心に大きな星と二つの小さな星が両端に入っているデザインです。
この三ツ星のラベルは1960年代に採用されていたもので、ヴィンテージマニアからも高く評価されているのだそう。
ヒールラベルは歴史とともに変化してきたオールスターのトレードマークで、興味のある方は調べてみると面白いですよ!
日本で売られているコンバースでもCT70に似たハイエンドモデルがありますが、
私は三ツ星のラベルが大好きなので、やっぱりコレ!
⑤シューレース
現行品のシューレースはポリエステルなどの混合素材のものであるのに対して、CT70のシューレースは綿100%。
現行品は真っ白で伸縮性がある印象ですが、CT70は黄色味がかかったホワイトで若干細めです。
シューレースが変わるだけで靴の印象はガラッと変わるので、完全に見た目の好みにはなりますが、私はなくてはならないものだと思っています…!
⑥シンプルなシュータン
シュータンとは足の甲を覆うパーツの部分のことをいいます。(たん・ベロともいわれます)
現行品には「ALL★STAR」の文字が入ったラベルが縫い付けてありますが、CT70にラベルはなくシンプルです。
シュータンの裏には名前を書き込むネームプリントが印刷されています。
⑦豊富なバリエーション
オールスターといえば豊富なカラーバリエーションやさまざまな素材で作られているものもあり、いざ選ぼうとすると迷ってしまいますよね。
同じようにCT70もカラーバリエーションが展開されており、スタンダードなブラック・アイボリーなどの他にも多くのカラーがあります。
さらにはいろいろなブランドとコラボしている商品も展開されていて、こちらはオリジナル商品とはまた違った魅力があります。
どこで買えるの?
ここまでCT70の魅力をお伝えしましたが、
欲しいんだけど、どこで買えるの?
ということなんですが、残念ながら現在日本国内では販売されていません。
私もそろそろ買い直したいし、新しく他のカラーも欲しい…。
国内で販売されていない
同じコンバースなのにどうして…
理由をざっくりいうと、会社が違うからです。
コンバースはアメリカで創業しましたが、倒産。
そこで企業再建に日本の伊藤忠商事が参加し、コンバースジャパンが設立されます。
一方アメリカでは、ナイキがコンバースを買収したことで
- コンバースジャパン
- コンバースUSA
の2つの会社があるということなんですね。
- オールスター=コンバースジャパン
- CT70=コンバースUSA
日本ではコンバースの輸入販売が禁止されているため、国内でCT70を買うことができないというわけです。
この日本で買えないというのはデメリットでもあるんですが、それが逆にマニアの心をくすぐるというか、なかなか買えない希少性も人気が高い理由の一つといえます。
購入する方法
上記で説明しましたが、CT70は国内では販売されていません。
しかし、購入する方法はあります。
禁止されているのは輸入販売なので、個人で買って履く分には問題ありません。
- 古着屋
- 通販サイト
- フリマアプリ
実際に古着屋など店舗で探すのは、輸入販売になってくるのでかなり大変だと思います…。
中には偽物もあるので、結果的にいうと一番安全なのは国内発送のAmazonかなと思います。
ただめちゃくちゃ高い…!
海外輸入規制の強化
以前は海外サイトで販売されていたものを購入できていたんですが、2021年以降コンバースジャパンによる海外輸入の規制が強まり、現在は販売が中止されています。
また海外から発送された場合、2022年に施行された関税法の改正により、日本の税関で引っかかると返金されずにそのまま没収されることになりました。
海外に行ったときに買うのもひとつの手
私が持っているCT70は、ほとんどが韓国や台湾など海外で購入しています。
海外で販売されているコンバースはUSAの商品なので、CT70も街のシューズショップにもちろん普通に置いてあります。
しかも免税になるので、旅行がてら買うのが一番安いというわけなんです。
最近はまた海外にも行きやすくなってきたので、そろそろ行きたい…!
これからも履き続けていきたいベストスニーカー
- CT70とは1970年代のチャックテイラーの復刻モデル
- CT70には現行オールスターとは違った魅力がたくさん
- 国内では販売されていない
- それでも欲しい
CT70を初めて買ったとき以来、私のワードローブになくてはならない存在になりました。
そして私のスニーカー好きはここから始まったと言っても過言ではありません。
もちろん現行のオールスターも素晴らしい商品だと思いますし、CT70も厳密にいうとオールスターではあります。
ただデザインも機能性も大きく異なり、CT70が高く評価されていることは間違いないです。
1足持っているだけでかなり使えて、かつ満足感のあるアイテムなので
まだCT70を履いたことがないという方にはぜひ一度履いてみて欲しいです!
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